細菌の固まりで出来ている歯垢の中には、歯周病菌と呼ばれる細菌が存在します。この歯周病菌は歯の周りの組織に感染し、歯肉に炎症を引き起こし、やがては歯を支える顎の骨まで溶かしてしまう病気で、日本人の80%近くの人がかかっていると言われています
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Q&Aよくある質問

Q18 喫煙は歯にはよくないのですか?

A

歯周病の最大のリスク因子はタバコです。

タバコを吸っていると、毛細血管の血流が悪くなり、歯周組織の細胞の傷を治す働きが悪くなります。タバコは、からだの抵抗力を弱めるだけではありません。細菌の毒性を高め、からだを守る働きや、自己修復する働きを狂わせてしまうのです。

浅い歯周ポケットでも病性の高い細菌が増加しやすくなります。タバコは、毛細血管の循環障害、免疫系への影響、歯周組織の細胞への影響、そして細菌への影響と多種多様な経路でマイナスの影響を与えていると考えられています。

喫煙の歯周病への影響は、過去に吸ったタバコの本数が多ければ多いほど大きくなります。

喫煙本数や喫煙年数と歯周組織の破壊の程度との間に深いかかわりがあるのです。

Q17 口臭はなぜ発生するのですか?

A 

口のニオイがとても気になるという人が増えています。

口臭には生理的なものと、体に何らかの異常がある病的なものがあります。生理的口臭は、誰にでもあるものです。病的口臭には、虫歯、歯周病、歯肉炎などの歯の病気、慢性鼻炎や慢性副鼻腔炎、食道炎、胃炎、胃潰瘍、糖尿病など、いろいろな原因があります。

もし口臭が気になったら、まずは歯科医に相談してみてください。口臭80%以上は口腔内にトラブルがあることが原因だからです。最も多いケースは口腔内のプラーク(歯垢)に原因のある口臭です。歯周病が進行すると歯周ポケットから膿が出てきます。これが細菌に分解されると嫌なニオイが発生します。

ニオイの元になっているのは、アミンや硫化水素、インドール、メルカプタン、イン酪酸などの揮発性ガス成分で、歯周ポケットの奥深くに棲息している嫌気性菌(酸素が少ない環境が好きな菌)が作り出しています。

虫歯がたくさんあると、やはり口臭が発生します。神経の腐っている虫歯が1本でもあれば、臭うようになります。舌の根元に付いた白い苔(舌苔)も口臭の原因になります。

入れ歯もプラークが付着しやすいので、きちんと清掃しないともちろん口臭の発生源になります。

Q16 ホームホワイトニングは面倒臭くないですか?

A

ご自宅でやるのは面倒だと思われるかも知れませんが実は結構簡単です。

歯にかぶせるマウスピースにホワイトニングの薬をいれて眠るだけ…

これを2週間くらい行うとかなり白くなります

  • じっとしている必要はない
  • 歯が弱くなることはありません
  • 口腔内のむし歯菌を減らすことができます
  • 毎日やる必要はありません(自分のペースでできます)

詳しいホワイトニングについてはこちらをご覧ください。

Q15 ホワイトニングは誰でもできますか? 痛みはありますか?

A

以下の「禁忌症」に該当していなければ、どなたでも可能です。

痛みに関しては、ホワイトニングの効果が作用する際に歯の水分を奪うため、多少痛みが生じる場合があります。個人差があり、すべての方に共通して起こることではありません。しかもほとんどの痛みは24時間以内に治まります。

 禁忌症

  • 妊娠中や授乳中の女性
  • 漂白剤やラテックスにアレルギーのある方
  • 無カタラーゼ症の方
  • 重症な知覚過敏を有する歯(カバー不可能な広範囲に歯のひび割れ、重度歯周炎)

Q14 歯を白くするにはどんな方法がありますか?

A

歯にコーヒーの色やタバコのヤニなどがついている場合には、清掃器具を使った研磨(ポリッシング)で簡単にきれいになります。米国では、歯のステイン(黄ばみ)を落とすのも、定期管理を受けるひとつの理由です。赤ワイン、紅茶などもステインの原因になります。

さらに美容的な目的で、歯を白くすることが関心を呼んでいます。虫歯もなく歯並びのきれいな人は、白い歯が大きなチャームポイントになるからでしょう。トゥース・ホワイトニングやトゥース・ブリーチング、歯の美白などと呼ばれています。

生きている歯の漂白方法は、2種類あります。

強い漂白剤を使って歯医者さんでする方法と時間をかけて自宅でする方法です。どちらも白くなる効果はありますが、強い漂白剤を使うとやや透明感がなくなる欠点があります。

Q13 抜歯せずに矯正ができますか?

A

歯列不正とは、あごと歯の大きさの不一致から生じる、つまり、小さいあごの中に、歯がキレイに並びきれないで、歯列からあっちこっちにデコボコに生えている状態です。

並びきれない余分(?)な歯を抜いて一致させようという外科的治療が主に行われています。

大切な歯を、1本も抜くことなく、あごを拡げたり、あごを正常な大きさにすることによって、その中に歯をキレイに並べてしまおうとする方法もあります。

できるだけ歯を抜かずに矯正ができればいいですがシルエットが悪くなる場合もあり、よく相談する必要があります。

Q12 矯正は何歳から始めればいいですか?

A

歯列不正は、様子をみていたらひどくなるばかりです。治療が遅れると、それに比例して治療期間も治療費も余計にかかることになります。早ければ早いほどカンタンに治ります。お母さんが、「おかしい?」と思ったときが、治療開始のタイミングです。

学校の歯科検診で、5人に1人が歯並び矯正が必要と指摘される時代です。「おかしい?」と思ったときが治療を開始する時期なのです。

歯医者さんに相談して、歯列不正の状態や程度、不正を起こした原因などをしっかりつかむようにしましょう。「おおごと」にならない前に手当するのが早道です。

Q11 なぜ歯の矯正が必要なのですか?

A

歯の矯正が必要な理由は、1つにはもちろん見栄えの問題です。歯並びによって顔の印象が悪くなれば、当然その人の性格も左右されます。外見上のコンプレックスで悩んでいた人が、歯を矯正することで明るさと自信を取り戻せるケースはよくあります。

歯並びや噛み合わせが悪いと、虫歯や歯周病になりやすいという問題があります。歯並びが悪いと歯ブラシで届かない部分が出てくるので、虫歯になりやすい傾向がありますし、磨きにくい部分にプラーク(歯垢)がたまって歯周病が引き起こされます。

また、歯並びが悪いと歯の圧力が均等でないため、あごの関節の負担が大きくなり、顎関節症を起こしやすくなります。

Q10 インプラントができない人はいますか?

A

入れ歯やブリッジが必要な人はすべてインプラントが有効です。

あごの骨がまだ成長過程にある子どもの場合は無理ですが、だいたい18歳以上なら可能でしょう。医学的な条件さえ揃えば年齢の上限はありません。

インプラントが適応かどうかは、骨の状態がポイントになります。骨に大きな問題がある場合は、インプラント治療が難しいこともあります。インプラントの大きさは直径約4ミリ前後、高さ8~15ミリほどです。これを支えるには、とくに歯根を埋めこむ歯槽骨の量が十分にあり、しかも良質な骨でなければなりません。

近年は、インプラントを埋めこむ歯槽骨の量が少ない方の場合は、骨の移植をしたり、再生医療によって骨の量を増やしながらインプラント治療を行うことが可能なケースも増えています。

Q9 インプラントはどんな治療法ですか?

A 

 「インプラント」は人工歯根を使った治療法です。人工歯根そのものをインプラントと呼ぶ場合もあります。インプラントは、乳歯・永久歯の後の「第三の歯」、あるいは「第二の永久歯」と呼ばれるように、機能的にも見た目にも天然の歯に最も近い人工歯です。

インプラントは、あごの骨に埋めこむ歯根部と人工歯、それぞれを連結して歯を支える支台部の3つの部分からできていて、そこからはネジでしっかりと固定されています。

インプラントの素材には主に純チタンが使われています。チタンは骨と完全に結合する性質をもっています。その現象をオッセオインテグレーションといいます。骨に直接結合するわけですから、入れ歯のように取り外しの必要もありませんし、ブリッジのように隣接する歯で支える必要もなく、止め金もいりません。しかも、天然歯と同じように力を入れて噛むことができますし、味覚も楽しめます。最大のメリットは、歯のない悩みや口の中の異物感から解放されることではないでしょうか。

Q8 親知らずは抜かないといけないのですか?

A

親知らずとは3番目の上下の大臼歯のことで智歯とも言います。語源は、20歳を過ぎてから生えてくるため、親が知らない間に生えてくる歯、という意味合いから親知らずという俗称で呼ばれています。

この親知らずは皆さんご存知のように、何かとトラブルが頻発しやすい歯です。多くのトラブルは歯茎が腫れる、膿む、虫歯になる、歯並びが悪くなる、といったものが一般的です。

では何故トラブルが起きるのでしょうか?

それは、親知らずの生え方と、口の中の環境に起因します。現代人は顎が小さくなってきており、その反面、歯の数や大きさに変化はないので、どうしても親知らずが生えてくるスペースが足らなくなり、斜めに生えてきたり、完全に横向きのまま埋まっていたりといった状況が多く、そのため汚れがたまりやすく、磨きにくいといった環境になります。

結果虫歯になったり、歯茎が腫れたりといったトラブルを起こすのです。

又しっかり生えたとしても、口の中の一番奥に位置する歯なので、歯磨きがうまくいかず、虫歯になる場合もよくあることです。

Q7 歯周病から命に関わる病気になるというのは本当ですか?

A

歯周病や歯根の先の病変は、バイオフィルムによって生じる慢性炎症です。膿んでいる部分の面積を合計すると、重度のケースでは手のひらほどになるといわれます。このため歯周病を放置していると、からだ全体の健康上の大きなリスクにもなります。

糖尿病、心臓病、肺炎、動脈硬化、未熟児出産、早産に密接な関係があると報告されています。

Q6 フッ素で虫歯予防はできますか?

A

最近の研究によって、フッ素には次の3つの働きによる虫歯予防効果があることが確認されています。

1) 酸に対する抵抗力の強い丈夫な歯を作る
2) 細菌に作用して虫歯の原因となる酸が作られるのを抑える
3) 虫歯になりかけた歯の表面を元の戻す

とくに、乳歯の生えはじめから永久歯が生え揃うまでの子どもは、フッ素で効果的に虫歯予防ができるといわれています。

ただし、フッ素を塗っただけで虫歯予防ができるわけではありません。甘いおやつや飲み物など、糖分をとる回数を少なくする、ブラッシングをしっかり行う、歯科医院で定期健診を受ける、栄養バランスの整った食事など生活習慣に気をつける、などを心がけることが大切です。

子供の歯とフッ素へ 

Q5 歯周病を予防するにはどうすればよいですか?

A

毎日のブラッシングなどのお手入れはもちろん大事ですが、それだけてなく定期的に歯科医院に通って口の中のクリーニングをすることが必要です。デンタルケアは「現在の状態をさらによくすることで歯の病気を予防する」という考え方が主流になっています。

その考え方に基づいて行われるのが「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」です。これは「歯科医院で行われる専用機器を使った専門家による徹底的な口腔内クリーニング」のことです。虫歯や歯周病の原因になるプラークが成熟すると、細菌の集まりである「細菌バイオフィルム」になります。

バイオフィルムはたとえていうと、風呂の排水溝のぬめりのような物で、歯に強力に付着するので、歯ブラシではなかなか取りきれません。バイオフィルムの除去法として最も効果的なのが、このPMTCです。

Q4 ていねいに歯を磨いているのになぜ虫歯や歯周病になるのですか?

A

虫歯も歯周病も、たくさんの人がかかっている病気ですが、だれもがかかる病気ではありません。口中の歯がかかる病気でもありません。1本の歯でもまるごと虫歯になるわけではありません。なりやすい部位、なりやすい条件(リスク因子)があるのです。

自分はなりやすいのか、どこが危ないのか、いつごろが危ないのか、どこに注意したらよいのか…

今ではある程度の診断ができます。その危ない部位をしっかり抑え込めば、虫歯を防ぐのはむずかしいことではないのです。そして治療するときに、自分のリスク因子を放置したままでは治したことにならないのです。

かかりやすさを知っておくことが、早めに効果的な治療をしたり、病気の予防をするための第一歩です。

Q3 1度治療した歯はどれくらいもちますか?

A

治療した歯が長持ちしないのは、必ずしもズサンな治療が原因ではありません。精度の高い治療は、見た目が美しく、清掃しやすく快適です。ただし、歯の長持ちに直結するわけではありません。悪くなってからの治療そのものが、歯を失うリスクと引き換えなのです。歯の長持ちは、処理の精度よりも処理の後の継続的なケアに左右されます。

たとえば現在の一般的なクラウンは金属の精密な鋳物製ですが、その平均耐用年数は7.1年です。治療がやり直しになる原因の3割以上は、虫歯の再発です。その次に多いのは、歯の中の炎症や神経を取った後のトラブルで、合わせて2割くらいです。

このように削って修理した歯は、再治療が避けられないのです。このため年を取るにつれて歯の治療は大きくなっていきます。インレ―がクラウンに、クラウンをかぶせた歯が失われブリッジに、ブリッジの土台になった歯が失われ部分入れ歯に変わっていくのです。これに対してかかりつけ歯科医で定期管理をしていけば、歯の喪失にしっかりとブレーキをかけることができます。

30歳を過ぎてからはじめて受診した人でも(当然修復した歯がたくさんあるのですが)、定期管理を続けている間(平均約7年間)に1本も歯を失わない人は約8割です。もちろん若い頃から定期管理をするに越したことはありません。

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Q2 保険診療と自費診療はどう違うのですか?

A

歯の治療には「保険診療」と「自費診療(保険外診療)」があります。

保険診療は健康保険が適用されるので、患者さんは一部の負担金を払えば治療が受けられますが、自由診療は保険がきかないので、全額自己負担になります。自費治療(保険外診療)は保険診療のような材料や治療法に縛りがなく、見た目の改善を行うホワイトニングや、快適性も考慮した金属を使用した入れ歯、インプラント、矯正等が自費の対象になります。しかし全額自己負担のため高額(消費税もかかります)になってしまいます。

自費診療はその人のニーズに合った材料、価格、方法を吟味し選択して行う診療です。これはまさに治療ゴールの問題です。一概に保険は悪い、自費がよいという話ではありません。

保険の歯でもそれなりに長もちします。ですが、自費の歯は強度もありますし、変色しにくいというメリットがあります。どこで手を打つかは患者さん自身がゴールをどこに置くかという問題です。

じっくり考えて判断していただくしかありません。

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Q1 なぜ1度にすべての治療ができないのですか?

A  

風邪の場合自己免疫により自らの力で治癒させることが可能で、あくまでももらった薬や点滴は、自己回復の手助けで、後は無理をせず休養をとり、バランスのよい食事をすることにより通常は治癒しますが、例えば虫歯の場合、放置しておいても自然治癒しません。進行して悪化する一方なので治療しなければ絶対に治りません。

また痛みなどにより気付いた時というのは、結構進行してしまい、歯の神経までやられている事が多いため、通常の虫歯のように削って詰めるだけではなく、元の神経の処置から行わねばならないため、余計に時間がかかります。しかも、削ったからには機能回復を行い、元の形に戻さねばならないため、形を整え詰めたり被せたりしなければならず、その被せる物も、既成の物ではなく、各個人に合ったオリジナルの物を作成しなければならないので、更に時間がかかります。しかも虫歯以外に歯周病などがあった場合、基本的に被せる前に歯周病を安定させねばなりません。そのために、時間、回数がかかります。

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